子供の養育費について
離婚における養育費の相場や算定表、減額・増額調停について解説しています。
協議離婚で、取り決めを行ったにも関わらず、現実的には、離婚後、数ヶ月で養育費を支払わないなどの、未払いのケースが多発しているのが現状です。
このページでは、公正証書による強制執行の方法なども詳しく解説していきます。
養育費とは
養育費とは、子供が親から自立するまで養育するための費用です。
子供を実際に引き取って育てている親が、もう一方の親から、
子供を育てていくための費用を分担して支払ってもらうという形で行われています。
養育費は、親であれば当然負担しなければいけないものなので、特に取り決めがなくても、養育費を支払う義務があります。
養育費の時効
養育費の支払義務には、時効がありません。
離婚後であっても、調停などを開き、養育費を請求したり、増額・減額することができます。
養育費の支払い期間
養育費は、いつまで払うべきか?何歳まで?
養育費をいつまで払うべきかは、一般的に、高校卒業か20歳までの期間とする事が多いようです。
大学卒業までの期間とする場合もありますが、4年制の大学ですと、20歳では卒業できないため、22歳までという事もあります。
支払い期間に規定があるわけでなく、子供が自立するまでとされているため、養育費をいつまで払うのかという問題は、口約束だけですと、後々揉める原因となります。
養育費の支払い期間について、話し合いがまとまらなかったり、話し合いが出来ない状況であれば、調停を申し立てることで金額と期間を決め、書面にしておく事をオススメします。